SUV車、各メーカーから様々な魅力の詰まった車種が出ていますが、本当に1台1台素敵すぎて全ておすすめしたいほどSUV愛好家な私です。
そんなSUVですが購入を検討している方はやっぱり前もって知っておきたいのが維持費ですよね。
車を持っている人なら毎年支払っている「自動車税」などの税金関係も気になるところです。
「SUVの維持費はガソリンや税金以外にどれぐらい費用として必要になるんだろう?内訳も知りたい!」
今回はSUVの維持費がどのくらいかかるのかを調べてみました。
自動車によってかかってくる税金や保険料が大きかった
SUVに関わらず、どの車でも維持費というものは絶対かかってきます。しかし、維持費といっても項目的にははっきりわからないという方もいるでしょう。
まず1年に1回は必ず支払う税金。「自動車税」です。
維持費の中でも誰もがすぐに思い浮かぶのではないでしょうか?
かかってくる金額でいうと、その所有している自動車の排気量によって変わっていきます。
つまり、排気量が多い自動車は税額が高く、排気量の少ない自動車は税額が安くなります。
そこで気になるのがSUVの排気量ですよね。
SUV車が全て同じ排気量ということではないのですが、1500㏄~4000㏄の幅が一般的かなって感じです。自動車税にすると39,500円~66,500円。
SUV車は悪路でも安定して走行できることが魅力であり、タイヤも大きなものを採用している車種が多いため排気量が大きくなるようです。
ですが近年ではSUV車にも様々あり、近年トレンドになっているのがコンパクトSUVです。コンパクトSUVは大型のSUVに比べて排気量は少なく、自動車税も安く済むメリットがあります。
そして車の重量や車種、経過年数によってかかってくるのが「自動車重量税」です。
こちらの税金も毎年かかってくるのですが、車を新規で登録したときと車検時にまとめて支払う税金となっています。
金額としては、車両重量の0.5tごとに
新車~12年は4,100円/年
12年~17年は5,700円/年
18年~は6,300円/年
上記の費用を車検のタイミングでまとめて支払うものになります。
一般的なSUVの重量税でいうと12,300円~20,500円ほど。
しかし、自動車税と同じようにコンパクトSUVは少し安い金額になってくるかと思います。
自動車重量税と同じく、車検時に支払う義務があるのが「自賠責保険」
自賠責保険とは車を持っているすべての人が必ず加入しなければいけない損害保険で、車種や保険の期間によって保険料が決まってくるのでこちらもピンからキリまで。
そして自賠責保険ともう一つの保険である「任意保険」
任意保険は名前の通り、入るのも個人の自由ではありますが、万が一のことを考えて加入する人がほとんどです。
任意保険に加入するのであればこちらも維持費としてかかってくる費用となります。
「今まで聞いたものだけでも維持費っていろいろあるのね…。」
私も調べてみて、維持費ってこんなにかかることを改めて実感。そして維持費にはまだまだかかってくるものがあるのです。
そう、毎年はかからないけど、なかなか大きな金額である「車検代!」
車検は公道を走る車を所有している人には必ず義務付けられている継続検査のことです。
「どうしてこんなにお金がかかるの?」と抵抗したくなるかもしれませんが、その車の安全性を点検したり、整備し、国の指定する基準を満たしてるかを検査してくれるものです。
車を購入してから3年後、それ以降は2年ごとに車検を通す必要があります。
小さな金額だけど支払う頻度はやっぱり多い!
先ほど紹介した税金や保険代、車検代などはなかなか金額の大きなものでしたが、それ以外にも、こまごまながらも定期的に払っていかなければいけない維持費もあります。
最初に挙げられるのが「ガソリン代」
ガソリンなくては車を走らせることが出来ません。
その車の燃費やガソリンの価格によって変動はありますが、一般的には1カ月約1万円程度。
そして、安心して車に乗り続けるために行う「メンテナンス代」
タイヤの空気圧を入れてもらったり、オイル交換をしてもらったりするものをいいます。
そして住んでいる場所や勤務している場所などによってかかってくる「駐車場代」
契約して毎月支払っている方なども多くいます。1カ月に1万円以下というところでしょうか。場所によってはそれ以上にかかってくるところもあるかもしれませんね。
維持費って高い…。SUVあきらめようかな。
維持費の項目を紹介しましたが、維持費ってこんなにかかるんですね。決して安いとは思ってなかったけど、いざ目の当たりにするとやっぱり高い…。
SUV車は特に排気量も大きいし、税金もガソリンも高く付きそう。
「SUVはあきらめようかな。」
そう思っている方、SUVでも維持費をお得にする方法があるようですよ。
SUVにも様々なものがあり、SUVの車種によっては維持費を安くすることが可能なんです。
維持費を抑えたいと思っている方には断然おすすめなのが軽SUVやコンパクトSUVです。排気量が少なく、自動車税も圧倒的に安いです。車体の重量も軽い為、自動車重量税も安く済ませることができるでしょう。
そしてもしSUVを購入するなら、ぜひチェックしてもらいたいのが燃費です。SUVの車種によって燃費は大きく異なってきます。ガソリン代を抑えたいならハイブリッドを選ぶのもありです。
上記の方法でも十分に安くなるとは思いますが、まだまだ安くするお得な方法があるんです。
それは「エコカー減税」対象のSUVを選ぶこと。
エコカー減税とは環境性能が高い車に対する自動車重量税の税制を優遇してくれるもの。
環境へ負担が少ないエコカーを選ぶことでお得にSUV車にも乗ることが出来ます。
その他、保険料を見直して安く抑えたり、メンテナンスを定期的に行っていれば維持費も安く抑えることができます。
まとめ
今回は維持費について紹介しましたが、私自身も「こんなにかかるんだ…。」と驚いた面もありました。
しかし、購入時に自分に合ったSUVの車種をしっかり見極めること、メンテナンスをしっかり行うこと、保険料も自分に合ったコスパのいいプランを選ぶことでSUVでも維持費を安く抑えることが出来ることを学びました。
SUVには様々な車種があり、「軽SUV」、「コンパクトSUV」、「ミドルサイズSUV」、「クロスオーバーSUV」、「クロスカントリー」という5種類に分類されています。
ボディは大きめで維持費が高そうだなと思ったSUVがもしかしたら意外と排気量が少ないなんてこともあるかもしれません。
自分の気になったSUVを見つけたらまずは排気量や重量などをチェックしてみて、維持費がどのくらいかかるのかを想定して車選びをするのも楽しいかもしれません。
しっかり見極めて自分に合ったSUVを選ぶことで購入後も無理なく乗っていくことが出来ますね。
エコカー減税などもうまく利用していきながら、お得にSUVを乗りこなしていきましょう。
また、大きな出費に繋がらないようにエンジンオイルを定期的に交換したり、タイヤの空気圧をチェックしてもらい、必要に応じてタイヤ交換を行ったり、ブレーキの効き具合を見てもらったりすることも大切です。
自分で出来るような洗車やウォッシャー液の補充などのメンテナンスがあれば自分で行うのもありですね。
洗車を定期的に行うことも車の塗装劣化を防ぐことに繋がるので無理のない範囲でメンテナンスを行っていき、SUVをお得に乗りこなしていきましょう。