ガリバーでは各種ローンを取り揃えています。ここではそれぞれのローンの種類について、特徴を紹介します。ガリバーの中古車購入でローンを検討している方は是非ご覧ください。

ガリバーのローンの種類は全部で5種類

ガリバーのローンは5種類がラインナップされています。

中古車購入の選択肢の一つとして認知されているローンを5種類用意していることから、ガリバーでローンを組む際には「どのローンにするのか」を考える必要があります。

そこでまずはガリバーが用意している以下の5つのローンについて、詳しく紹介します。

  • らくらく120
  • プラスローン
  • 楽のり+
  • すきっぷローン
  • ほけろん

どのローンを選ぶかは、まずはそれぞれのローンの特徴を把握することが大切です。

最長120回払いができる「らくらく120」

一般的に、自動車ローンは最長60回(5年)までが多いですが、らくらく120は最長120回の分割払いに対応している自動車ローンです。

6回から120回の範囲内で支払い回数を自由に選択できるだけではなく、ボーナス払いとの併用も可能なので、毎月の返済額を抑えたい方や、ボーナス月に多く支払いたい方にマッチしています。

長く車に乗りたい人、毎月の支払いを抑えたい人向けのローンですが、一方で回数を自由に選択できる点や、ボーナスとの併用も自由に設定できることから「支払い回数が多いだけ」のローンではなく、目的・ライフスタイルに合わせてローンを組むことができます。

らくらく120の注意点

ローンが長期間となることから、分割手数料が加算されます。そのため、短い回数で設定するローンと比較すると、支払い総額は増える点には注意が必要です。

  • 実質年率:9.89%

ローンの一本化ができる「プラスローン」

前の自動車ローンが残っているものの、車を買い替えたい人のためのローンで、現在支払っているローン、これからガリバーで購入する中古車のローンを一本化できます。

一般的に、自動車ローン支払い中の場合、新たに自動車ローンを組むことはできません。支払い中のローンを全額返済して完済するか、あるいはローンの支払いを待ち、新たにローンを組む形しかできません。

そこでプラスローンです。

ローンの残額、新たにガリバーで購入する中古車のローンを一本化できるものです。

ローンは長期間に及ぶほど、金利の問題だけではなくライフスタイルの変化にすることがあります。

例えば自動車購入時は独身だったから2ドアのスタイリッシュな車をローンで購入したものの、結婚して子供が生まれたので2ドアが不便になるケースはよくある話です。

しかし、ローン支払い中の場合車を変えることができません。このような時に役立つローンがプラスローンです。

  • ローン支払い中だけど車を買い替えたい
  • 乗り換えで改めてローンを組むことで支払いの負担を軽減したい

ローンにあたっては、ガリバーが支払い面だけではなく経済的な面まで踏まえてトータルで提案する点もポイントです。

本当にお得なのか、支払いが負担にならないか、ライフスタイルにマッチした車はどれなのかなど、車選びから支払い負担まで、トータルで相談に乗ります。

プラスローンの注意点

プラスローンはあくまでもローンを「まとめる」ものであり、それまでのローンが免除となるものではありません。

例えば支払い中のローンの残額が100万円で、新しく150万円の車を購入したい場合、下記の形となります。

  • 残額100万円+新しい車150万円=250万円

上記に、金利が加算される形となります。

スマートフォンのような「2年使ったから残りが免除」となるものではなく、あくまでも「まとめる」ものであり、決して支払い中のローンが免除になるものではない点は覚えておきましょう。

残価設定型ローン「楽のり+」

いわゆる残価設定型(残クレ)のローンです。

車両代金の一部を「残価」に設定し、それ以外の金額をローンで支払います。そして最後に残価部分を支払う形で月々の支払額を抑えられる点に加え、乗り換えやすい点やあくまでも「自分が所有する車」になるため、走行距離・カスタムの制限もありません。「マイカー」として、自由に取り扱うことができます。

楽のり+の注意点

ガリバーが提供する「楽のり+」は残価設定型ローンと同じ特性を持ったローンではありますが、ところどころ異なる点があります。特に新車ディーラーとの違いとして、最終的な買取金額が保証されていない点です。

新車ディーラーの場合、最終的な買取額を保証してローンを組むケースが一般的ですが、楽のり+は最終的な買取金額は、その時にならなければ分かりません。ただし、その点が一般的な新車ディーラーの残価設定型ローンにはない自由さをもたらしている部分です。

支払いを後ろ倒しにできる「すきっぷローン」

すきっぷローンはローン支払い開始月を最大6ヶ月まで遅らせることができるシステムです。

支払い回数は最大84回、購入した車はすぐに乗ることができます。

支払い開始を後回しにすることで、それまでに手元の資金に余裕ができる点が特徴です。また、あくまでも「支払い月を遅らせる」だけのものなので、ローンの支払金額が増えることもありません。

すぐにでも車が欲しいけど、何かと物入りなのでローンの開始はちょっと余裕を持ちたい人にぴったりです。

すきっぷローンの注意点

すきっぷローンはあくまでも「初回支払いを遅らせる」ものであり、その他の点は通常のローンと変わりません。

つまり、金利や支払い総額等で何らかの特典が用意されているものではなく、あくまでも「初回支払い開始を遅らせる」ものです。

「金利を見直して支払い総額を抑えたい」「うまく活用して車をお得に乗り換えたい」といったニーズをかなえることはできません。

  • すきっぷローンの実質年率:9.89%

保険料もまとめてローンにできる「ほけろん」

自動車ローンに自動車保険を組み込んだローンで、自動車保険料もまとめて、月々で分割して支払うことができます。

最長120回払いまで可能ですが、自動車保険の加入期間はローン返済期間を超えない範囲で最長7年までとなっています。

事故発生時の等級維持、負担額・支払い総額の抑制、更新の手間の簡略化がメリットです。

ほけろんの注意点

ほけろんは保険料分だけでローンを組むことはできません。あくまでも「自動車ローンと保険料のセット」です。

また、保険契約者、記名被保険者、ローン契約者が同一で、個人契約の3・5・7ナンバーの自家用車のみを対象にしたものです。

ガリバーのローンの金利

ガリバーのローンの金利はらくらくローン、すきっぷローンにて具体的な記載があります。それは「9.89%」です。

この数字は業界的に見ると「高い」です。

いくつかの金融機関の自動車ローンの金利を紹介します。

  • 三井住友銀行:2.700%
  • 三菱UFJ銀行:1.50%~2.45%
  • 住信SBIネット銀行:年2.025%~4.225%
  • りそな銀行:年1.050%~3.950%

※参照

三井住友銀行:https://www.smbc.co.jp/kojin/mokuteki_loan/car/

三菱UFJ銀行:https://www.bk.mufg.jp/kariru/mycar/index.html

住信SBIネット銀行:https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/loan/car/

りそな銀行:https://www.resonabank.co.jp/kojin/mycar/?bank=rb_unite

上記のような、銀行が提供しているカーローンの金利と比べると、ガリバーのローンの金利の高さが浮かび上がります。

単純に比較すると、ガリバーローンの「9.89%」の数字は高く、支払い総額に大きな差を生みます。

例えば150万円の中古車を6年ローンで購入したとします。

その場合の支払い総額は以下となります。ちなみに金利に幅がある場合、最大金利にて計算しています。

  • 三井住友銀行:1,742,000円
  • 三菱UFJ銀行:1,720,500円
  • 住信SBIネット:1,880,250円
  • りそな銀行:1,855,500円
  • ガリバー:2,390,100円

※あくまでも概算になります

上記のように、支払い総額を見るとより大きな差があることが伺えるのではないでしょうか。72回(6年)を均等払いにした場合、月々の支払額は以下のとおりです。

  • 三井住友銀行:24,194円
  • 三菱UFJ銀行:23,895円
  • 住信SBIネット:26,114円
  • りそな銀行:25,770円
  • ガリバー:33,195円

※小数点切り捨て

あくまでも概算ではありますが、最安の三菱UFJ銀行とガリバーとでは、月々の返済額を見てもおよそ1万円ほど違いがあります。

これらの数字を並べると、ガリバーのローンの金利は高いと判断できます。

金利は高さだけが判断材料ではない

ガリバーのローンの金利は他の金融機関と比較すると高いのは紛れもない事実です。

しかし、ローンに関する考え方は金利だけではありません。

なぜなら、そもそもローンは審査に通過しなければならないものです。そして、金利の低さとローンの難易度は比例しています。

金利が低ければ低い程、利用者にとってはありがたいものではありますが、一方でローンの審査は厳しくなります。

どれだけ低い金利が設定されているとしても、審査に通らなければローンを利用することはできません。

確かにお伝えした銀行系の自動車ローンの金利は、いずれも低いものです。もしも利用できれば月々の返済額・支払い総額いずれもガリバーより魅力的な数字となっています。

しかし、その分審査も厳しいです。裏を返せば、ガリバーのローンの金利の高さは、都市銀行よりもローンに通りやすいと考えることもできます。

どれだけ金利が低くとも、利用できなければ「絵に描いた餅」です。

もちろん「低い金利のマイカーローンを利用する」が経済的ではありますが、現実的に、なかなかローンの審査に通らない人にとっては、例え高いとはいえローンに通りやすいガリバーのローンは一つの選択肢として「あり」と考えることができます。

ガリバーのローンの審査は通りやすい?

ガリバーのローンの審査に通るかは申し込み者のステータス次第ではありますが、IDOM独自審査のため過去の履歴が影響しない点が特徴です。

審査通過率90%以上を誇る点からも「審査に通りやすい」と考えることができます。

自分にあったローンを選び、満足のいくカーライフを

このように、ガリバーには様々なローンがあります。いまの自分や将来の自分を見据え、どのローンがもっとも合うかを検討してみましょう。正解はひとりひとり異なるのがカーライフです。満足のいく選択となるように、本記事を参考にしてみてください。