最近では、多様なスタイルや楽しみ方が生まれて
キャンプなどのアウトドアがブーム。
キャンプや釣り、サーフィンなどに車で行きたい！
という方も多いのではないでしょうか。
そのようなアウトドアでは
荷物が多くなりがちですよね。
しかし、SUVには車種によって様々な特徴があり
「アウトドアに適切なSUVがどれか分からない」
と思う方も多いと思います。
今回の記事では、アウトドアを思いっきり楽しむ時に
大活躍するSUVを紹介していこうと思います。
SUVって？
SUVとは
Sports Utility Vehicle(スポーツ・ユーティリティ・ビークル）
の略です。
日本語では「スポーツ用多用目的車」
という意味になります。
ここで指す、スポーツというのはサーフィン、
スキー、スノボ、キャンプなどをいいます。
実は、セダンやミニバンのように明確な定義は
ありませんが、
以下の3つの特徴がある車種が多いです。
・悪路での走破性が高い
・積載量が十分にあり、レジャー用品などが
多く積める
・地面から車体までの高さが高めに設計され、
車体と路面が接触しにくい
SUVというと4WDのイメージがありますが、
必ずしも4WDではありません。
2WDの車もたくさんあります。
では、SUVについてわかったところで、
アウトドアでのSUVについてみていこうと思います。
アウトドアで使用するSUVを選ぶときのポイント！
ここでは、
アウトドアで使用するSUVを選ぶポイントを４つ
紹介します。
①余裕で荷物を積める
②悪路走破性が高い
③シートが自由に動かせる
④撥水・防水・防汚機能
１つずつ解説していきます。
①余裕で荷物を積める
アウトドアにいく場合、荷物がたくさん積めることが
重要ポイントとなってきます。
ここでアウトドアの具体例を挙げると
キャンプ、ハイキング、スキー・スノボ、釣りなどです。
具体例を見てみるとやはり
どのアウトドアも必ず荷物が多くなってしまうのです。
キャンプを例に挙げると、
テント・調理器具・寝袋・椅子など
多くの荷物を持参する必要になってきます。
しかし積載量が十分にあるSUVでは
全く心配はありません。
軽自動車や普通車で
アウトドアを楽しんでいる方もいますが、
・大人数でアウトドアに行く方
・荷物をたくさん持って行き楽しみたい方
は、やはりSUVの方が便利です。
ぱんぱんに荷物を積んでしまうと、
途中で取り出したくなったときにどこに何を入れたか
分からなくなり苦労をする場合もありますよね。
十分に空間があるSUVなら整理整頓しながら
荷物を積めるのでぴったりです。
アウトドアの荷物を多く積みたい方は
・ラゲッジルームの容量の大きさ
・ラゲッジルームの高さや横幅
を確認してみるといいでしょう。
②悪路走破性が高い
アウトドア施設というと山林にあることが多く、
到着するまでに山道を走行することや未舗装の道路、
荒地などに乗り入れることがあります。
悪路や地面の起伏が激しい場所であると、
軽自動車や普通車はアンダーフロアを
ぶつけてしまうことも・・
そんなことでアウトドアを楽しめなくなるなんて
嫌ですよね。。
悪路走破性が高いSUVなら、
ぬかるんだ地面、砂地、未舗装の道路なども
どんどん進んでいけます。
また4WD（四輪駆動）であれば、
ぬかるみからの脱出や雪道での走行もしやすいため
快適に走行することができ便利だと思います。
③シートが自由に動かせる
キャンプなどのアウトドアでは車中泊をする方も
いらっしゃると思います。
そのためポイントとして、
後部座席を倒してフラットにできることも
確認しておくことが大切です。
キャンプでテントを貼らなくても
車内で快適に過ごすことが可能になります。
またアウトドア施設に向かう
アウトドア施設から帰宅する
などの場合においても
この機能は便利になると思います。
シートを倒して休憩することや仮眠できます。
座っているよりも寝る体勢の方が
疲れも取れやすいので
選ぶ際にはシートをフラットにできるかどうかも
みるといいでしょう。
④撥水・防水・防汚機能
自然の中で遊ぶアウトドアには、
砂や土、泥や水といった汚れがどうしてもつきます。
遊んでいる時には気になりませんが
帰ってから掃除をするのも一苦労ですよね。
そんな汚れの問題を解決するために役に立つのが、
・撥水シート
・防水・防汚機能のあるラゲッジルーム
・バッグドアにハンズフリー機能
の機能です。
撥水・防水・防汚機能があるとよりアウトドアを
1年中楽しむことができます。
山では突然雨が降ることもしばしば、、。
それ以外にも緊急避難のため
急いで車に乗ってしまっても、
びしょびしょの体や濡れた荷物で
車に乗り込むシーンもアウトドアでは多くなります。
そのため水が染み込まない撥水加工や
汚れをすぐに拭き取れる防汚加工がされている
ラゲージフロアがあるものを選ぶことが
ポイントになります。
またバックドアに
ハンズフリー機能があると便利です。
・荷物で手が塞がっていてもバックドアを開けられる
・ぬかるんだ地面や濡れた地面に
荷物を置かなくていいので荷物が濡れない
などアウトドアにぴったりな機能だと思います。
筆者がアウトドアでおすすめしたいSUV3選！
アウトドアで使用する車を選ぶポイントが
わかったところで、
具体的な車はどんなものがいいのだろう？
と悩む方も多いと思います！
筆者がおすすめするものは、
①トヨタ ランドクルーザー プラド
②スズキ クロスビー
③ホンダ ステップワゴン
この３つです！それぞれ紹介していきますね。
①トヨタ ランドクルーザ プラド
トヨタのランドクルーザーは、
国内最大級のSUVとなっています。
筆者がおすすめするポイントとしては、
・パワフルなエンジンに加えて
悪路運転をサポートする自動制御機能
・使い勝手のいい収納が豊富
・ガラスハッチがある
という点です。
・パワフルなエンジンに加えて
悪路運転をサポートする自動制御機能
プラドは悪路走破性が高く、副変速機付き4WD（四駆自動車）です。
悪路や坂道などで頼もしい走りを見せてくれます。
・リフトアップで大径タイヤを装備できる
・凸凹やスリップなど危ない状態を感知し
タイヤが路面にグリップしやすい制御を自動で行う
「電子制御技術」が搭載されている
という２点から、
より悪路を安心してどっしりとした走行が
感じられるでしょう。
・使い勝手のいい収納が豊富
大型のプラドでは車中泊が可能です。
車内で快適に寝るためのスペースを見てしまいがち。
しかし、荷物が多いアウトドアでは
車中泊時の寝台の他に荷物置きのスペースも必要です。
プラドでは前席シート部分が
収納スペースとして使えます。
前席シートには十分な広さがあるので、
荷物があっても車の中で快適に過ごすことが
できるでしょう！
また、色々なアレンジができる3列シートで、
サードシートは足元が低床化され、
大人でも快適にくつろぐことができます。
少し休憩したいと思った時にも便利だと思います。
・ガラスハッチがあること
ガラスハッチ：車のリアドアにガラス部分だけが
個別に開閉可能にするもの
昔は多くのモデルに見られた「ガラスハッチ」ですが、
あまり見かけることがなくなってきていますよね。
ガラスハッチの左下にあるボタンを押すと、
バックドアのガラスハッチだけを開くことができます。
バックドアを開けずに荷物の出し入れができ、
とても手軽に荷物を積み込めます。
スペースのない狭い駐車場では車を
前に移動することがなく便利ですよね。
またキャンプ場などでは周囲が静かなため
大きな音がしてしまうドアの開閉に
気をつかう場面があることも。
ガラスハッチだと動作が小さくすみ、
静かな音での開閉が可能になるので
とても便利な機能だと思います！
②スズキ クロスビー
スズキのクロスビーはSUVらしさとワゴンのような
広い車内が魅力です。
コンパクトカーに分類されますが、
走破性に関しては、雪道など少しの未舗装道路なら
簡単にクリアできると思います。
アウトドアでのおすすめポイントは
・シートアングルが自由自在
・撥水性、防水・防汚性に優れている
が挙げられます。
・シートアングルが自由自在
クロスビーは「リヤシートスライド機能」
を搭載しています。
「リヤシート」とは自動車の後部座席のことです。
クロスビーの後部座席は左右独立しているため、
前後にスライドすることができます。
シートスライドの幅は165mm。
これによって後ろの席でも足を組めるぐらいの
広い車内になります。
また、
リヤシートスライドとリクライニングでフラットに！
そのため、
アウトドアなどで車中泊する時にはピッタリです。
少し段差ができてしまいますが、
クッションや布団などを活用すると
さらに快適になります。
そして後部座席が自由に動かせるということは、
ラゲッジスペースの拡大になります。
アウトドアで大きな荷物や、
多い荷物を積むときなどシーンに合わせて、
自由自在に左右どちらかのシートを倒すことや
全ての後部座席を倒すなど様々に動かせます。
・撥水性、防水・防汚性に優れている
▶︎撥水加工シート
クロスビーのHYBRID MZ、HYBRID MV前後座席シート素材は撥水加工が施されています。
雨に濡れたり、汚れたまま車に座っても大丈夫！掃除や手入れが楽になること間違いなしです。
汚れや濡れを気にすることなくアウトドアを楽しめます。
▶︎防汚対応ラゲッジフロア
HYBRID MZ、HYBRID MVについては、
後部座席背面とラゲッジフロアが
防汚タイプとなっています。
汚れも拭き取りやすい素材なため、
アウトドアで濡れてしまったもの・
汚れてしまったものなどを気にせずに積み込めます。
また、ラゲッジアンダーボックスは取り外し、
水洗いが可能です。
③ホンダ ステップワゴン
ホンダが製造・販売するステップワゴンは
・大人数で楽しめ、積載量が十分
・シートを収納して広々と車中泊スペースに
ということが挙げられます。
・大人数で楽しめ、積載量が十分
新型ステップワゴンは、トランクの床が低いため、
空間が広く使えることから荷物をたくさん積むことが
可能で、ミニバントップクラスの積載量を誇ります。
8名乗車時、3列目シートが最後端位置にある状態で、
ゴルフバッグ・折り畳んだベビーカーなどを
乗せることができます。
また、3列目シートを床下に収納すると、
・スーツケースを80Lを３つ
・スーツケース63Lを２つ
計）５つのスーツケース（366L）を
積むことができます。
2列目・3列目シートをアレンジすることで
様々な荷物に対応するラゲッジスペースを作れる
のがポイントです。
これだけの積載量があれば、
家族4人での旅行でも全く問題ありません。
・シートを収納して広々と車中泊スペースになる
新型ステップワゴンの優れているところは
3列目シートを床下に収納できるという点です！
似ている日産のセレナ、トヨタのノア・ヴォクシーは、
シートを跳ね上げて格納する必要があるため、
空間を十分に確保できません。
https://lee.hpplus.jp/column/2592209/area06/
しかしステップワゴンは、
３列目シートを床下に収納することで、
まるで３列目シートがなかったかのようになり、
スペースが拡大します。
広々とした大人2人が横になれる広さが確保でき、
のびのびと空間を活用できます！
まとめ
今回の記事では、
・アウトドアで使うSUVを選ぶときのポイント
・筆者のアウトドアでのおすすめSUV
について紹介していきました。
アウトドアで使用するSUVを選ぶ際には、
積載性や乗車人数など様々な面から
アウトドアに適した車かどうか
購入する前に一度検討することがおすすめです。
それぞれのポイントを考えながら、
自分に合ったモデルを選んでみることで
長く愛用することができると思います！