先日、品川のT・ジョイ PRINCE 品川で『プロジェクト・ヘイルメアリー』を観てきました。品川プリンスホテルの中にある映画館で、水族館(マクセル アクアパーク品川)のすぐ隣にある映画館です。
今回はIMAXで鑑賞。
結論から言うと、めちゃくちゃよかったです。久しぶりに「観てよかった〜」と素直に思える映画でした。
元々原作を読んでいた
アンディ・ウィアーの原作小説を、元々数年前に読んでいました。
読んだ当時から「これ映画になったらどうなるんだろう」とずっと思っていた作品で、映像化が発表されたときはかなりテンションが上がったんですよね✨
ただ原作が好きな作品ほど映画化で「なんか違う…」となることも多いので、若干不安に思いながら観に行きました。
結果、全然そんなことなかったです!
主演、ライアン・ゴスリングがよかった!
主演のライアン・ゴスリングが演じるライランド・グレースがすごくよかったです。
記憶を失った状態で宇宙船の中で目覚めるところから映画は始まるんですが、混乱しながらも状況を分析しようとする感じとか、ちょいちょい独り言をつぶやいてるのが笑えるけどちょっと切ないとか、そのあたりのバランスが絶妙でした。
グレースはすこし天然というか、シリアスな状況なのに妙に呑気なところがあるキャラクターなんですよね。それをライアン・ゴスリングがナチュラルに演じていて、観ていて全然しんどくならなかったです。宇宙でひとりという設定はかなりきつい状況なのに、コミカルでずっと観ていられました。
ちなみに、原作を読んでいたときの「グレース像」とほぼ一致してたのも個人的にはポイント高かったです!
IMAXで観て正解だった
今回はT・ジョイ PRINCE 品川のIMAXシアターで観たのですが、これはとても正解でした。
宇宙の映像は、画面が大きいのと小さいのとでまったく別物になりますよね。暗黒の宇宙空間の広さとか静けさが、大きいスクリーンだとちゃんと伝わってくる感じがあって「すごいな〜壮大だな〜」って思いながら観ていました。
あとは音響がよくて、音楽が自然と体に響いてくる感じがありました。この映画の音楽が結構良いんですよね。宇宙の孤独感がありながらもどこか明るい感じの音楽で、それがIMAXの音響で流れると、とても感情が乗せられる感じがしました。
開場前にポップコーンを買ったのですが、序盤は映画にのめり込みすぎてなかなか手が伸びなかったです(笑)
それくらい画面に引き込まれていました。
現在と回想が交互に来る構成が素晴らしい
映画は現在の宇宙でのシーンと、グレースの回想が交互に入ってくる構成になっています。
なんでグレースがこのミッションに送り込まれることになったのかが少しずつわかってくる感じで、「早く続きを知りたい」という気持ちをずっとキープしながら観ていられました。
回想パートで出てくる地球の状況がかなり深刻で、そこと宇宙で呑気に実験して暮らしているグレースのシーンが交互に来るのが、なんだか独特のテンションで面白かったです。
原作を読んでいたので展開は知っていたはずなのに、映像になるとまた全然違う緊張感があって、ドキドキしながら観ていました。
SF映画としての「難しさ」がちょうどいい
この映画、宇宙科学の話がけっこう出てきます。
アストロファージという謎の微生物の話とか、太陽の話とか、宇宙船の仕組みとか…
ただ、グレース自身が「説明しながら考える」キャラクターなので、難しい話もすっと入ってきました。「ここがこうなってて、だからこういう問題が起きている」みたいな流れを、グレースの独り言に乗せてわかりやすく見せてくれます。
SF映画って専門用語が飛び交いすぎてついていけなくなることが度々あるのですが、これはそういう感じがありませんでした。理系的な話が好きな人はより楽しめると思うし、そうじゃない人でも置いてけぼりにはならないと思います。
原作が「ハードSF」に分類される作品なのに、そのとっつきやすさをちゃんと映画でも再現できてるのはすごいなと思いました。
T・ジョイ PRINCE 品川のIMAXシアター、よかった
映画の話と同じくらい書きたいのが映画館のことです。
T・ジョイ PRINCE 品川のIMAXシアターは、シアター11という6Fにある別フロアにあります。通常のシアターとは分かれていて、専用のゲートを通って入る感じになってる。これが結構テンションあがる。「IMAXを観に来たぞ!」という気持ちになれます。
スクリーンが都内最大級らしくて、実際に入ったときに「思ったより画面でかっ!」と思いました。
天井も高くて、横の壁もほぼスクリーンで埋まってる感じ。しかも両サイドが少し湾曲しているので、座ると視界がほぼ全部スクリーンになるフルパノラマ的な感じになるんですよね。宇宙の映画にこれが合いすぎた…
座席も302席ほどあり、段差と傾斜がしっかりついているので、どの席でも見やすい設計になってます。自分は後方の席で観たんですが、スクリーンが大きいので後ろでも全然迫力負けしなかったです。
あとIMAXシアターの6Fに売店もあって、ポップコーンとかドリンクとかがそこで買えます。通常フロアまで戻らなくていいのが地味に便利ですよね!
映画館の場所と雰囲気
品川プリンスホテルの中にあるので、駅から近くてアクセスがいいのも助かりました。品川駅の高輪口から徒歩2〜3分くらい。
ただ品川プリンスって敷地がとても大きいので、初めて行くと「どこから入るんだっけ…」ってなりがちです(実際なりました)。アネックスタワーの3Fが映画館の入口で、そこからエスカレーターでIMAXの6Fに上がる感じです。
水族館(マクセル アクアパーク品川)もすぐ近くにあるので、休日はファミリー層がかなり多い。
映画館の前もそこそこにぎやかでした。映画前にちょっと水族館ゾーンをうろうろしたりポップコーンを買ったり。
休憩スペースもあるので開場前の暇つぶしもできます。
観終わったあとのこと
映画が終わって、エンドロールが流れ始めても、しばらく席を立てなかったです。
「あ〜終わった」じゃなくて「あ〜終わっちゃった」って感じの余韻がありました。原作を読んでいてラストを知っているはずなのに、映像で見るとまた全然違う気持ちになるんだなと思いました。
原作と比べてどうだったかというと、大筋は変わっていないし、大事なシーンはちゃんとあります。
ただ映画ならではの「映像でしかできない表現」がいくつかあって、そこは原作にはない体験だなと思いました。原作ファンが観ても不満になるポイントはほぼないんじゃないかな、というのが感想です。ただ、正直時間が足りないくらい!ノーカット版もいつかぜひ観てみたいですね。
逆に映画から入った人が原作読んでも絶対楽しめると思うので、気になった人はぜひ読んでほしいです。文庫で上下巻あるんですが、読み始めたら止まらなかった記憶があります。
まとめ
SF映画でここまで感情が動かされたのは久しぶりでした。
難しい話が出てきますが置いてけぼりにはならないし、笑えるシーンと胸に刺さるシーンのバランスがちょうどよくて、気づいたら2時間半くらいが一瞬で終わっていました。
IMAXで観て本当によかったし、T・ジョイ PRINCE 品川のIMAXシアターは設備的にも体験的にもかなりよかったので、まだ行ったことない人にもとてもおすすめです。
『プロジェクト・ヘイルメアリー』、まだ観ていない人はぜひ観てください。
ちなみに現在Amazon Prime Videoでも配信が始まっています。
見放題ではなくレンタル(2,000円)か購入(3,300円)という形ですが、家でも観られるようになったので、気になっていた人はこのタイミングでぜひ!
