愛車の査定を依頼したいとき
初めに思い浮かぶのが
中古車業界最大手の「ガリバー」
という方は多いと思います。
そんなガリバーですが、
最大手かつ知名度の高さから
ガリバーについて検索する人を狙った
怪しいサイトが出てきています。
今回は怪しいサイトの紹介と
見分け方、対策方法を紹介します。
ガリバー関連の怪しいサイト出現!
近年、インターネット上で
公式サイトを装った偽サイトや
関連サイトを装ったサイト
での詐欺被害が相次いでいます。
その中でも最近見つけたのが、
ガリバーの査定をおすすめするような偽サイトです。
実際のサイトがこちらです。
ガリバーに査定依頼を出したいとき
インターネットで以下のように検索をすると思います。
「ガリバー 査定」
「ガリバー クルマ査定」
「ガリバー 査定窓口」
今回見つけた怪しいサイトは
上記のように検索する人たちを狙っています。
先ほど紹介したサイトにも
「ガリバー 査定窓口」と表示されていますよね。
実は、これ
漢字の「口(くち)」をカタカナの「ロ(ろ)」にしています。
このサイトの「査定窓口」は
「査定窓口(くち)」
ではなく
「査定窓ロ(ろ)」
と表示されています。
こんなこと、やましいことが何もないサイトでは
わざわざしませんよね。
こちらの検索関連キーワードでも
「査定窓口(ろ)」が出てきます。
また、このサイトは一見
査定先のおすすめランキングを紹介しているように見えますが、
よく見てみると
海外の言葉を無理やり日本語訳しているような
AIなどが考えた言葉をそのまま載せているような
どこか不自然さが残るおかしな文章が並んでいます。
よく見ればこのように
おかしいと分かりますが
しっかりと見ずに
サイト内でやたらとクリックしてしまうと
変なサイトに飛んだり
コンピューターウィルスにかかったりする恐れがあります。
今回はこのサイトを紹介しましたが
もしかしたらガリバーに関連すると見せかけた怪しいサイトは
いくつも存在しているかもしれません。
カタコトな日本語や
簡易的すぎるサイトなどを見つけた際は
アクセスしない
クリックしない
内容を鵜呑みにしない
ように気を付けましょう。
ガリバーだけじゃない怪しいサイトの数々
今回紹介した怪しいサイトですが
漢字の「口(くち)」と
カタカナの「ロ(ろ)」
をわざわざ変えています。
パッと見ると同じですが
いつもじっくりと見ているわけではないので
瞬時に怪しいサイトだと判断するのは難しいですよね。
過去には同じような手口で
「東京電力(りょく)」と
「東京電カ(か)」
でも怪しいサイトが出現したこともありました。
これらのサイトは
「ガリバーに査定を出したい」
「ガリバーでの査定を検索したい」
「東京電力について知りたい」
と考えてネット検索している人にとって
迷惑でしかありません。
ただ迷惑なサイトが存在しているだけなら
前述したように
アクセスしない
クリックしない
内容を鵜呑みにしない
などで対策できます。
しかし、公式サイトに酷似していて
サイトにアクセスしただけで情報が抜き取られるような仕様であれば
とても危険です。
怪しいサイトの目的
このような怪しいサイトの目的は
1つではありません。
サイトにより目的は
お金
個人情報
パソコン内の情報
パソコンを使えなくする
いたずら
など様々です。
よく注意喚起される
なりすましメールや
フィッシングメール
などはお金を振り込ませたり
個人情報を入力させることが目的だと言われますが
今回のような怪しいサイトの場合は
パソコン内の全ての情報を抜き取る
パソコンの全ての動きを止める
など
コンピューターウィルスに感染させられることもあります。
たった一度のクリックで
全てを失うことも十分にあり得るので注意が必要です。
相手の目的は分かりませんが
サイトにアクセスしない
怪しいサイト内でクリックしない
情報を入力しない
ということは必ず徹底しましょう。
怪しいサイトの見分け方
怪しいサイトの見分け方は主に以下のようなポイントがあります。
・サイトのURLが正式な表記と異なる、または一部異なる
・サイトがシンプルすぎる、または派手に装飾されている
・公式サイトと色味が違う
・日本語がカタコトだったり、おかしかったりする
上記が当てはまるサイトは
怪しいサイト、または偽サイトの可能性がとても高いです。
また、サイトの中で
しつこく個人情報の入力を迫られたり
口座情報やクレジットカード情報の入力を迫られたり
というのも怪しいサイトの特徴です。
また、今回のように漢字とカタカナで
ぱっと見、普通のサイトのように見えるよう工夫されているものもあります。
漢字とカタカナで似ている文字がある場合は
漢字の方がカタカナよりも一回り大きいのでそれで見比べると良いでしょう。
(左がカタカナの「ろ」、右が漢字の「くち」)
公式サイトと怪しいサイトの見分け方については
国民生活センターからも注意喚起がされています。
ここでは
・怪しいサイトの特徴を知って、少しでも当てはまるサイトは避ける
・URLの表記がおかしいサイトに注意する
・日本語の表記、文章表現がおかしいサイトに注意する
などを挙げています。
不安に思った場合やトラブルが生じた場合は
すぐに最寄りの消費者センターなどへ相談しましょう。
まとめ
今回はガリバーに関連する
怪しいサイトの紹介と
怪しいサイトの見分け方や
対処法を紹介しました。
ネットが身近になった今
ネットを通じた詐欺やいたずらなどが増えています。
今回紹介した「ガリバー 査定窓ロ(ろ)」のサイトは
突然現れた謎のサイトです。
サイトの内容は一見すると
査定に関するサイトの紹介のようですが
よく読むと日本語がおかしく、
不信感のあるサイトでした。
過去には
東京電力のサイトでも
東京電カ(か)という怪しいサイトが出現しました。
漢字のほうがカタカナよりも
若干大きいのでよく見て見比べたり
怪しいサイトのポイントに1つでも当てはまるものがあれば
すぐにそのサイトから離れましょう。
国民生活センターからの注意喚起としては
以下のものが挙げられています。
・怪しいサイトの特徴を知って、少しでも当てはまるサイトは避ける
・URLの表記がおかしいサイトに注意する
・日本語の表記、文章表現がおかしいサイトに注意する
不安に思った場合やトラブルが生じた場合は
すぐに最寄りの消費者センターなどへ相談しましょう。
過去には
大手ガリバー、ビッグモーター、ネクステージを比較した記事も
投稿しています。参考に見てみてくださいね。