覚えてますか?
去年の今頃、わたしがこのブログで「4回も劇場に行ってしまった」と書いたあの記事のこと。
そう、映画『ウィキッド』パート1の話です。
あの記事を書いた後も、配信で何度も観て、原作小説も読み込んで、それでもまだ足りなくて、なんて言いながら、気づいたら1年が経っていました。
待ちに待ったパート2、『ウィキッド:永遠の約束』がついに日本でも公開されて、もちろん即・劇場へ。
今回もTOHOシネマズ日比谷のIMAXで鑑賞してきましたよ。
結論から言うと…泣きました。それはもう、ぼろぼろに。
ポップコーンの半分はちゃんと食べられたけど(笑)、残り半分は涙をぬぐうのに忙しくて、気づいたら映画が終わってた、そんな感じの2時間ちょっとでした。
パート1から1年——この作品と歩んだ時間
わたしにとっては、もうただの映画の続きというより、「長い旅のゴールにやっと辿り着く!」みたいな感覚でした。
去年の記事でも書きましたが、わたしはあの後も『ウィキッド』にどっぷりはまり続けていました。
配信版を購入してリビングのテレビで何度も観て、グレゴリー・マグワイアの原作小説をなんとか読み切って(分厚かった…!本当に分厚かった)、サントラをBGMにしながら家事をして。
「Defying Gravity」が流れるたびに手を止めて、シンシア・エリヴォの声に耳を傾けて。
アリアナ・グランデが演じるグリンダの、あのキラキラした笑顔の裏にある孤独を考えて…
そんな1年間を経て迎えたパート2の公開日。

ストーリーの続きへ——パート1のラストから
パート2は、パート1のラストシーンの直後から始まります。
エルファバとグリンダが決別したあの場面。
覚えていますか?
エルファバが「もう戻れない」と決意して空へ飛び立ち、グリンダは地上に残される。ふたりの手が離れる、あのシーン。
パート1を観た時、あそこで「続きはいつ?!」と叫んだ気持ち、まだ覚えています(笑)
パート2はそこからスタートして、エルファバとフィエロの逃避行、グリンダの苦しい選択、そしてふたりの”その後”へと、物語が一気に動き出します。
ネタバレになるので細かい内容はここでは書きません(まだ観ていない方のために!)。
ただひとつ言えるのは、
「思っていた以上に複雑で、思っていた以上に美しい結末だった」
ということ。
パート1は「出会い」と「別れ」の物語でしたが、パート2は「選択」と「愛」の物語だと感じました。
誰かを守るために何かを犠牲にすること。自分の信じる道を歩むために、大切な人の手を離すこと。
観ながら、なんどもなんども胸が痛くなりました。
IMAXで体感する「永遠の約束」の世界
今回もやはりIMAXで観て正解でした!!
パート2は、パート1以上にスケールが大きい場面が多くて、IMAXの大画面と立体音響がないと絶対に物足りなかっただろうな、と思います。
特に圧倒されたのが、オズの国の「深部」とも言えるような場所が出てくるシーン。
パート1では、エメラルド・シティの煌びやかな外観が中心でしたが、パート2ではその裏側。
権力の闇や、魔法の世界の歪みが、映像としてリアルに描かれていました。
IMAXの高解像度の映像で観ると、その”重さ”が全然違う。暗い場面の暗さも、光の場面の輝きも、スクリーンいっぱいに広がって迫ってくる感じ。
そして何より音楽!!!
パート2のサウンドトラックも、もう最高で。特に後半に向かうにつれて、楽曲のひとつひとつに物語の集大成が詰まっていました。
「For Good」
これは元々ブロードウェイ版でも有名な曲ですが、映画版でのこのシーンは、もう反則レベルの破壊力でした。
エルファバとグリンダがふたりで歌うこの曲の意味が、パート1からの流れをすべて受けて、全然違う重さで響いてくる。
「わたしはあなたと出会ったから、今の自分になれた」
そんな言葉を歌い上げるシンシアとアリアナの声が絡み合う瞬間、本当にもう、ダメでした。涙腺が。
シンシア・エリヴォとアリアナ・グランデ、完結した”奇跡”
パート1の記事でも書きましたが、この配役は本当に奇跡だと思っています。
そしてパート2を観て、それをさらに強く確信しました。
シンシア・エリヴォのエルファバは、パート1よりもさらに深みを増していて。
パート2のエルファバは、怒りや悲しみだけでなく、あきらめや、それでも消えない希望が混ざり合った複雑な感情を生きていて…
シンシアの表情の変化ひとつで、それらが伝わってきました。セリフがなくても、歌がなくても、ただそこにいるだけで。
あんなに力強く、あんなに繊細な演技ができる人が、エルファバを演じてくれてよかった、と心から思います。
そしてアリアナのグリンダ。
パート2のグリンダは、パート1のキラキラした愛らしさが少しずつ変化して、大人になっていく過程が丁寧に描かれています。
笑顔の裏にある孤独や葛藤が、パート2ではより表に出てきて、アリアナがそれをどう演じるのかが個人的にとても楽しみだったんですよね。
そして、期待をはるかに上回る演技だった。
グリンダがひとりでいるシーンの、あの静けさ。誰も見ていない時の、少しだけ崩れた表情。
アリアナの歌唱力がすごいのはパート1でも十分わかっていたけど、パート2では“演じる力”がさらに際立っていた気がします。
そしてふたりが最後に向かい合うシーン。これ以上は書けないけれど、そこでのシンシアとアリアナのお互いへの眼差しが、本当に美しくて。
ふたりがこの役に込めた思いが、最後の最後まで画面から溢れていました。
パート1から観てきたからこそ感じること
これは「パート1から観ていてよかった」と強く感じたポイントなんですが。
パート2単体でも楽しめると思うんです。
でも、パート1をちゃんと観て、エルファバとグリンダのはじまりを知った上で観ると、感情の深さが全然違う。
パート1で積み重ねてきた「この関係性」「この感情」が、パート2で全部回収されていく感覚。
伏線、というと少し軽いけれど、パート1でなんとなく気になっていた場面や台詞が、パート2で「ああ、そういうことだったのか」と繋がる瞬間が何度もあって。
そのたびに、1年前に劇場でパート1を4回観た自分を褒めてあげたくなりました(笑)
2回目以降の鑑賞では、パート1に戻って観直したくなること間違いなしです。
わたしは早速、パート2を観た翌日にパート1の配信版を見返しました(笑)
気になった細部——衣装・美術・映像美
感情的なことばかり書いてしまいましたが、映画としての作り込みも本当に素晴らしくて。
衣装がパート1から進化していました!!
特にグリンダのドレスが、パート2ではより複雑で繊細なデザインになっていて、彼女の心の変化が衣装にも反映されているようで。
エルファバの衣装も、逃避行が続く中でどんどん変化していくんですが、そのひとつひとつに意味がある感じがして。
美術も、パート1で見慣れたオズの国の場所が、パート2では少し違う角度から描かれていて、新鮮な発見がありました。
IMAXで観ることで、その細部まで目に入ってくるのも、改めてよかったなと感じました。
今回の映画のお供
今回もTOHOシネマズのキャラメルポップコーンを買いました!
……でも正直、前半は映画に集中しすぎてほとんど手が動かず(笑)
後半は泣くのに忙しくてほとんど手が動かず(笑)
気づいたら映画が終わった後に、8割ほど残ってました(笑)
でもこれ、映画に集中できた証拠ということにしておきます!!
ドリンクだけはちゃんと飲み切りました。泣くと喉が乾くんです(笑)

「永遠の約束」というタイトルの意味
映画を観終わってから、このタイトルについて考えています。
「永遠の約束(For Good)」というのは、劇中曲のタイトルでもあり、パート2のキーワードでもあります。
“For Good”という英語には、「よいことのために」という意味と、「永遠に」という意味の両方があって。
この物語の結末を知った後で改めてこのタイトルを見ると、深いなあ、と。
ふたりの「約束」とは何だったのか。「永遠」とはこの物語においてどういう意味を持つのか。
そこまで含めて考え出すと止まらなくて、映画を観た後に家族に向かって延々と語ってしまいました
まとめ:1年間待って、本当によかった
パート1を観てからの1年間、ずっとこの続きを待ち続けて——やっと観られた。
その感想を一言で言うなら、
「完璧だった」
ハッピーエンドとも、バッドエンドとも言いきれない、この物語の結末。でも観終わった後に残るのは、悲しさじゃなくて、どこか温かいもの。
「出会えてよかった」という気持ち。
エルファバとグリンダのふたりがそれぞれの道を選んで、それでも心の中でずっと繋がっているような——そんな余韻がずっと続いています。
『ウィキッド』という作品全体を通して、自分らしくあることの難しさ、誰かを愛することの複雑さ、それでも前を向いて生きていくことの大切さを、改めて感じました。
パート1からの流れで観てくださった方、まだパート2を観ていない方、ぜひ劇場で!できればIMAXで!
きっと後悔しないはずです!
わたしはもう一度、観に行こうと思っています。またポップコーン買って(今度はちゃんと食べ切る)。
最後まで読んでくださってありがとうございました!✨


